「コーキング」と「シーリング」の違い
瑞穂町・武蔵村山市で塗装工事を行っている、マルダイペイントです。
今回は外壁塗装工事でよく耳にする「コーキング」と「シーリング」の違いを紹介します。
とはいえ、外壁塗装やリフォーム工事の経験がない方は初耳だと思います。
どちらも屋根や外壁の建材の間に入れる、充填剤のことです。
防水や外壁の負担軽減を行う役割があり、「コーキング」と「シーリング」はほぼ同じで取り扱われています。
■Caulking
詰め物をする
■Sealing
密閉する、蓋をする
直訳では上記の通りで、こちらでもほぼ同じ意味をさします。
また、JIS(日本工業規格)では次のように規定されています。
■シーリング材
構造体の目地,間げき(隙)部分に充てん(填)して防水性,気密性などの機能を発揮させる材料。
■油性コーキング材
展色材(天然油脂,合成油脂,アルキド樹脂など)と鉱物質充てん(填)剤(石綿,炭酸カルシウムなど)を混合して製造したペースト状のシーリング材。
相対変位の小さな目地のシールに使用される。
建設・建築現場では同義語として使われることが多いですので、仕事を依頼される際には「方言」として捉えてもらえればと思います。