忘れられがちな家屋のコーキング工事やシーリング工事

近年多くの住宅では外壁にサイディングボードが採用されています。そこで今回は、外壁にサイディングボード(外壁材)を使った場合のメンテナンスについてお話ししたいと思います。

外壁は人の目に触れる面積が多いので、建物の外観イメージを大きく左右する部分ともいわれます。建売住宅ではすでに完成した状態かと思いますが、リフォームをしたり注文住宅を希望される方は、サイディングボードはさまざまなデザインや種類があるので、外壁のデザインを選ぶことも可能です。

サイディングボードの外壁の場合、ボード自体がパネルであることからはめ込んでも隙間ができてしまうため、その部分をシーリング材(コーキング材)で埋める工事が必要です。

このシーリング材(コーキング材)を充填する作業をしっかり行うことで、建物内部に水が入らないようにするだけでなく、シロアリの対策や大きな地震によってボード同士がぶつかることを防ぐといった役割があります。

一度充填したシーリング材(コーキング材)は、屋外の厳しい環境で紫外線や雨風を受けることで経年劣化を起こしていくため、定期的な充填作業が必要となります。

この工事はオーナーさんに忘れられがちなため、建物の寿命を守るためにも、シーリング工事(コーキング工事)はしっかり行う必要があります。また、シーリング材が劣化しているということは、サイディングボードも経年劣化が進んでいることが考えられるため、サイディングボード塗装なども必要になってくることでしょう。

外壁のひび割れや劣化などの異変や気になることがある場合は、お気軽にお問い合わせください。

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